ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第18章 段落196 [2016-06-23]


196 Lemuria was a vast continent which included most of the islands of the Pacific - Hawaii, the Easter Islands, New Zealand, the Philippines and other smaller island groups. These islands were at one time the highest mountain peaks of the now submerged land. Lemuria was at one time a civilized part of the world; her people were highly cultured and possessed advanced knowledge of cause and effects. They lived not for self but for the All, recognizing each form as the expresser of Cosmic Intelligence. Each individual knew himself as a servant of the universal force. They went about their duties in a peaceful manner without thought of one man being greater than another, or of one piece of work being more important than the rest. No jealousy or greed existed among them - Lemurian land was the home of one happy family where discord was unknown and equality reigned.
196 レムリアは太平洋の島々のほとんど、ハワイ、イースター島、ニュージーランド、フィリピンその他を含む広大な大陸でした。現在のこれらの島々はかつては海に沈んでいる大陸の高い山の頂でありました。レムリアは一時期、世界の中で文明が栄えた地域でした。その人々は高度な教養を持ち、因と結果について進歩した知識を持っていました。彼らは自分の為に生きるのではなく、各々の形あるものが宇宙的知性の表現者であると認識し、全てのものの為に生きていました。各個人は自分自身が宇宙普遍の力に対する下僕であることを知っていました。彼らは自分達の仕事をするに、一人の人間が他の者より優れているとか、一つの仕事が他よりもより重要だとかの考えを持ちませんでした。彼らの間には嫉妬や貪欲は存在しませんでした。レムリア大陸は不協和音を知らず、平等が行き渡る一つの幸せな家族の家であったのです。




【解説】
本項で著者アダムスキー氏は実際、太平洋のかなりな部分を占めていたレムリア大陸が存在し、その範囲はイースター島からニュージーランド、フィリピン、ハワイ等をカバーする程の巨大な大陸であったことを明言しています。
そして、その文明の進化レベルは高く、人々は一大家族として暮らしていたことを伝えています。このレムリア大陸については、多くの著書が出版されているものの、消滅の年代も明確ではなく、今なお謎につつまれています。
しかし、このようなケースに対してもアカシックレコードに触れることが出来れば、私達は直接、どのような日常であったかを察知することが出来るという訳です。その消滅に至る原因については追って説明がある訳ですが、このレムリアについては日本民族の起源にも当然関係があると考えています。
レムリア沈没の一大異変の後、生存出来た人々の多くが周辺の地に逃れたものと思われますが、その一つが日本の地、当時は湿地帯の芦原の原野であった可能性もあります。湿地にトンボが飛び交う新天地にレムリアから移り住んだのが日本人のルーツかも知れないのです。


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