ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第16章 段落176 [2016-05-24]


16 THE CHEMICAL UNIVERSE
176 There is nothing in this world that does not speak the universal language and reveal the secrets of the Cosmos if we are alerted to the frequency of that which we observe. It is through this small world of ours that we can gain our understanding of the cosmos, and such knowledge can come through unceasing research regarding the elements which compose our earth, atmosphere, and the various forms upon the earth.
第16章 化学的な宇宙
176 私達が観察するものの周波数に私達が鋭敏であれば、この世界で宇宙普遍の言語を語り、宇宙の神秘を明かさないものは何一つありません。私達が宇宙の理解を得ることが出来るのはこの私達の極微の世界を通じてであり、こうした知識は私達の大地や大気、そして地上における様々な形あるものを構成する元素に関して絶え間ない研究を通じてもたらされることが出来るのです。



【解説】
本項で注目すべきは、”極微の世界”を通じて全宇宙を理解できると説かれていることです。端的に言えば、身近な自然の生きもの達への観察や自身の身体の働きを考察することによって宇宙を貫く原理・法則を知ることだということです。
もちろん、その奥には極微な原子の持つ知性と接し、それらから発せられる宇宙普遍の言語である想念・印象を知覚することで、自らもその宇宙の真の構成員となることが出来るという極意があることでしょう。
その為には、先ず、本文にあるように、私達が接するあらゆる”波動”に対し、それが含有するメッセージを同時に感受することが必要になります。優れた感性こそがその者の進化を導く源という訳です。


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