ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第15章 段落174 [2016-05-20]


174 When the Christ, made the statement, "I and the Father are one" He was professing absolute knowledge of the cosmic language, for the Father is All and how could the Christ be one with all unless he was able to enter into communion with it and acknowledge his relationship to it.
174 キリストが「私と父とは一つだ」と述べた時、キリストは宇宙的言語についての絶対的な知識を持っていることを明かしたのです。何故なら父は全てであり、キリストはその中に一体化して入って行き、自分とそれとの関係を自覚していなければ、どうして全てと一体になることが出来ることになるのでしょう。



【解説】
イエスも仏陀も同じ心境に達していたことでしょう。本項では私達のゴールの目的地を明確に示しています。本章のテーマである”宇宙の言語”とは、その源泉には創造主・父とも言うべき存在があり、その存在と如何に密接な関係で居られるかが、鍵(カギ)ということになるでしょう。
この場合、イエスは「私と父とは一つだ」と言い切っているのです。それほどに宇宙の源泉を理解し、身近に感じられる状態に至っていたという訳です。
私達は日頃、この父に助けを求めながら、父の元に心を寄せて、人生を歩んで行くべきで、単なる一時的な能力開発を目指してこの精進の道を歩むべきではありません。


第15章 段落173 [2016-05-19] <<  |  >> 第15章 段落175 [2016-05-23]