ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第15章 段落173 [2016-05-19]


173 It has been said that such form of communication cannot be relied upon but that is untrue. We are being guided constantly by the voice of conscious thought, whether projected from a cosmic source or through a personal channel. There is no man who is not to some extent aware of his power of intuition which is nothing more or less than the voice of consciousness.
173 このようなコミュニケーションの形成は信頼できないとされて来ましたが、それは真実ではありません。私達は宇宙的源泉から投影されたものにせよ、個人的な経路からにせよ意識的想念の声によって常に導かれています。意識の声以外の何物でもない自らの直観力について幾分かも気付いていない者は誰一人居ないのです。



【解説】
昔、この道の先輩から、”直感に従って間違ったことはない”というお話を伺ったことがあります。多くの発見や多数の芸術作品がこの瞬時に訪れ、最終形を直接私達に授ける直感から生まれました。この”直感”こそが本項で説かれている宇宙的な源泉から来る想念であり、意識作用を持つものです。
また、これらの要素は実は日常的にわずかではあるものの、私達自身が既に活用しているという訳です。
とかく心は理屈を求める為、一つ一つの根拠を探し回る訳ですが、それでは検討するケースの数が増えるだけで、効率的ではありません。しかし、直感として私達が認識する想念・印象は直接、最終的な答えのみを私達に授けるように思います。その為、直感に従えば私達は無駄な努力せずに済むという訳です。
もちろんその為には、先ずは直感を授ける源泉を信頼出来ることが条件となり、何一つ疑いなく直感に従えるかがポイントになります。その際、いろいろ失敗も得るでしょうが、その時の誤りについてどのような心境が原因であったかを学習して行けば良くいのです。常に心を解放し、精妙で素早い印象の流れに鋭敏な存在になる必要があります。


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