ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第15章 段落172 [2016-05-18]


172 We have spoken about this language as it expresses through the medium of sound, which is one of the lower voices of consciousness, but let us now consider thought. Here we have taken a step higher for through this form of communication we have eliminated time and space. Through the medium of thought we are able to speak to another although we are thousands of miles away and the contact is made almost instantaneously. Through this means of transmitting a message we can contact another person even though their body is in the state of sleep. Conscious thought is a messenger that works unhampered by time, space or conditions.
172 私達はこの言語というものについて、意識の低次な声の一つである音の媒体を通じて表現されるものとして語って来ましたが、更に想念を考えて見ましょう。ここでは私達は一段高いステップに立っています。何故ならこのコミュニケーションの形態を通じて私達は時間と空間を取り払っているからです。想念の媒体を通じて私達は何千マイル離れていても他者と話すことができますし、その接触はほとんど瞬間的に行われます。このメッセージを発信する手法を通じて私達は相手の肉体が睡眠状態にあっても相手と接触することが出来ます。意識的想念は時間や空間、あるいは状態に妨げられることなく働くメッセンジャーなのです。



【解説】
宇宙普遍の言語とは、音声言語ではなく、更に高位な位置づけにある想念・印象であると本項は説いています。注目すべきはこれら想念について、本項では実に優しく解説されていることです。
つまりは、著者は私達が想念・印象を従来の声に代わって用いる”言語”にすれば、その作用ははるかに容易に相手と意思疎通が図れるものとなると説いているのです。距離は関係なく、瞬時に相手に伝わりますし、仮に相手が寝ていても想念・印象は相手に伝達されます。”夢のお告げ”や”まさゆめ”等がそれです。
重要なことは、これら想念・印象を取り扱う機能は生きもの全てに最初から授けられているということです。従来の自分達が作り出した音声言語より、はるかに使い易い想念・印象のコミュニケーションが、私達にもたらす恩恵は計り知れません。


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