ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第15章 段落170 [2016-05-16]


170 The language of the cosmos is the vibration or frequency of sound, of light and of thought. It is all one voice - the great voice of feeling. It speaks with deep reverberation in the thunder and it speaks in the silence of our deepest repose.
170 宇宙の言語は音、光そして想念の振動ないし周波数です。それら全ては一つの声、フィーリングの大いなる声です。それは雷鳴の深い反響と共に、また私達の深い安らぎの沈黙の中でも語っています。



【解説】
宇宙普遍の言語とは波動であると本項は説いています。人の発言や動物の鳴き声、その他想念も含めあらゆる意思の表現の背景には波動があり、その波動こそが基本的な意識伝達機能を持っているという訳です。
よく若者が音楽プレーヤーを片時も離さず聞いている姿を目にしますが、音楽に惹かれる原因はそれが伝えたい意思に共鳴するからかも知れません。音楽は聞く者の心を同調させる力があるように思われます。
一方、多くの方は同乗記の中に宇宙船内でアダムスキー氏が様々な変動するグラフィックスを見たことを覚えていると思いますが、他惑星の人々はこれら波動を計器で検出し、応用する装置を既に有しているということでしょう。
私達が自らの意見を言葉で相手に伝えようとする時、その発生と同時に想念も発せられ、それら全てが波動となって相手に伝達されます。それら波動を受け止め同調して理解出来るか否かが宇宙普遍の言語の取扱い能力になります。日本には「言霊(ことだま)」という概念がありますが、言葉を発すると同時にこれらの波動が空間を伝搬し、様々な作用をもたらすこと、言葉にはこうした実現力があることを古くから戒め、自らの想念を正すよう教えていることにも通じる内容です。


第15章 段落169 [2016-05-13] <<  |  >> 第15章 段落171 [2016-05-17]