ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第15章 段落169 [2016-05-13]


169 If it were not true that a universal language exists how is it possible to train animals to act according to man's command? Even a little insect like the flea can be trained to perform perfectly. It is certainly not the human voice or the words spoken in French, English, Spanish or any other tongue that guides their actions; it is the voice of conscious feeling which speaks more clearly than any audible word.
169 もし、宇宙普遍の言語が存在するということが真実でなかったとしたら、どうやって動物達を人間の命令に従って行動するよう訓練することが可能となるのでしょうか。ノミのような小さな昆虫でさえ、完璧に演技するよう訓練され得るのです。彼らの行動を導いているのは人間の声、或いはフランス語、英語、スペイン語その他の言語で話された言葉ではないことは確かです。それは耳に聞こえる言葉よりも更にはっきり話される意識の声なのです。



【解説】
分かりやすく言えば、”気持ちは伝わりやすい”ということでしょう。個別の音声言語は習得に多くの努力を要しますが、”気持ち”(想念・印象)は実に容易に相手に伝わるものです。本項に例が掲げられている動物の調教の場合などは、如何に種を超えて意思交流が行われるかと示すものです。
実際はむしろ人間以外の動物の方がこうした想念・印象を察知できるものと思われます。相手の心情を鋭敏に感じ取る能力は、私達がペットに癒される等の実例からも良く分かります。
こうした想念・印象への心の解放こそが、これからの私達の努力の目標であり、心の解放が進むにつれて、多くの印象が心に湧き上がることとなります。従来は途中で挫折していたであろう状況においても、心は余裕を持って次なる打開策の提案を印象から得ることが出来るからです。多くの発見が生まれるでしょうし、その結果、無用な心配事は消え失せ、宇宙への信頼が増すことになります。


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