ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第14章 段落154 [2016-04-22]


154 A person may quiet the body through a form of self-hypnosis, but this is not relaxation, for it destroys the free action of the body elements. The body is composed of tiny cells in each of which there is a spark of potential energy capable of unlimited radiation. This spark or nucleus within each cell is the animating energy of the body, but because the particles surrounding this central force are generally held in the tense state they act as barriers or resisters to the energy within. When this tense condition is released the outer substance composing each cell becomes receptive to the energy at its center and is set into a higher frequency through the action of the interpenetrating force.
154 ある人は自分の肉体を自己催眠の形を通じて鎮めるかも知れませんが、それはリラクセイションではありません。何故なら、それは肉体の構成要素の自由な活動を破壊しているからです。肉体は小さな細胞から構成されており、それら一つ一つの中に無限の放射能力が秘められたエネルギーの生気があるのです。この生気、もしくは細胞核は各々の細胞の中にあって、肉体の活動的エネルギーとなっています。しかし、この中央の力を取り囲んでいる粒子群が極度の緊張状態にあって、内側のエネルギーに対する障壁や抵抗になっています。この緊張状態が解放されると、各細胞を構成するその外側の物質は中央部にあるエネルギーを受け入れることが出来るようになり、その貫通する力の活動を通じて、より高次な振動数にセットされるのです。




【解説】
これまでは漠然と「生命力」とか「宇宙的活動力」とかと表現されて来ましたが、本項ではそれを具体的に説明しています。即ち、各細胞の核がその細胞を活性化させる源であり、細胞の英知の中心であるということかと思われます。
もちろん、今日の科学知識によれば、その核の内部にDNA等のいわゆる核酸成分が多く含まれ、細胞活性化の具体的な知識・情報が蓄積されていると解釈できます。
そのように考える時、大は私達太陽系惑星群の中心は太陽ですし、小は細胞の核、更には原子における原子核の役割も互いにシンメトリーな関係にあることに気付きます。
重要な点はこれら活動の源として「核」なるものが存在し、その指示に従い支えるのが周囲の者の役割であることです。従来はかたくなに受け入れられないでいたことが、「緊張」につながり、各細胞の老化に結びついていた訳です。私達はこのことを踏まえて、中心の核から発せられる活動的な印象波動を快く受け入れ、協働的になることが重要です。そのことが身体内部の不要な抵抗を無くし、健康を取り戻すことにも繋がります。


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