ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第14章 段落150 [2016-04-15]


14 RELAXATION
150 One of the most ascribed methods of attaining physical and mental well-being is the development of the ability to relax. Psychology, medical science, athletes, etc., all acknowledge the beneficial results obtained when the body is not tense, but the average individual finds it difficult to relax at will.
第14 章 リラクセイション
150 身体的及び精神的健康を達成する上で最も要因となる方法の一つは、リラックス能力の発達です。心理学、医学、スポーツ選手その他全てが、肉体が緊張状態に無いときに有益な結果が得られることを認めていますが、平均的な個人は、思いのままリラックスすることを難しいことだと思っています。



【解説】
本章ではリラクセイションについて学びます。これまで私達は自我を如何にして育成するかを学んでいますが、その過程で問題となる自我ではあるものの、それを他人に委ねたり、一時的な麻痺状態にする形での自我の喪失には大きな問題があることを学びました。
その上でどうすれば日常的に自我を本来の姿に持って行けるかについて解説されているのが本章かと考えます。
これまでの様々な分野での経験から、各自の精神状態、即ち自我(心)が同調している想念波動が実に大きな影響を持っていることが知られています。極端な不安や恐怖の状態から、優越感や支配感に至るまでとかく私達の心は不安定な状態のまま推移しています。
そうした中にあって、静けさや冷静さを保ち、平穏な心の状態を創り出すことが大きな成果に繋がることは周知の事実なのです。このことを考える時、如何にしたら心の平安を保てるのか、リラックス状態を創り出せるかが重要となります。
私達の学習教科の中では、想念・印象を保持・共鳴する心がどのような状態にあるかによって、その現実世界への作用や実現力にも大きな影響を与えることを身に染みて学習することが大きなポイントになっています。


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