ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第12章 段落139 [2016-03-31]


139 This change is similar to a high precision motor that causes a frictional deterioration on all of its parts when it is not properly synchronized. Each emotional unbalance curtails the free life flow and causes damage to the body, until the mortal sense intelligence comes to the realization of its limited and destructive influence and releases its personal ego to the Cosmic Life Force.
139 この変化は高精密なモーターが適切に同期が取られていないと、その全ての部品に磨耗を引き起こすのと類似しています。死すべき感覚の知性がそれ自身の限界と破壊的な影響を自覚するようになり、宇宙的な生命力に個人のエゴを解き放つまでは、感情のアンバランスの一つ一つが自由な生命の流れを短縮し、肉体に損傷を与えるのです。




【解説】
私達は日常、自分自身に対しても、また周囲の者に対しても自らの心の意思を押し通すことで如何に大きな悪影響を及ぼしているかを自覚しなければなりません。私達の地上でも生活はこれらの相互影響の下で行われている訳で、良くも悪くも相互に影響を与え、また同時に受けているのです。
本項について言えば、その心の理解度が低い為に、多くのイザコザや意見の衝突が生じ、それが各自の身体状況にも影響を及ぼしているのです。その為、この状態が長く続くと身体細胞は悲鳴を上げ、急速な劣化・老化が生じてしまいます。
結局、私達は何の為に生まれて来たのか、本来はその集大成とも言うべき老境である筈が、残念ながら実際には反対に、悪い要素・誤った要素だけが現実化した中で人生を送る事例も多いように思われてなりません。日々のわずかであっても、絶え間ない精進だけが未来を切り拓くカギであるのです。


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