ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第12章 段落133 [2016-03-23]


133 The everlasting spark of life which allows man to express as a form is never separated from Cosmic Cause; when man controls his mortal sense mind to think beyond apparent effects he begins to understand the purpose of life and gain a margin of emotional balance.
133 人を形あるものとして表現させる生命の永続する輝きは、決して宇宙的因から離れることはありません。人が自らの死すべき感覚心をコントロールして外観上の結果物の背後を考えさせる時、人は生命の目的を学びはじめ、感情のバランスの余裕を掴みはじめます。



【解説】
結局、私達の身体は宇宙根源からの精緻なスパークとも言える想念・印象と同期することで自らの活動を維持できていることになりますが、肝心の私達の心は外観の変化や結果物に囚われている為、それらの背後にある”因”に気が付いていないということです。
この場合、私達の心の役割・機能を深く考えれば、それはこの人体を具体的に行動させる原動力となるべきものであることが分かります。つまり、これら精緻な信号を人体を動かす為に必要なパワーにまで高めるいわば増幅器なのかも知れません。微細な信号を大きな音に変えるスピーカーアンプのようなイメージです。
しかしその場合、増幅器の性能に安定さが欠けると音がひずんだり変調を来たして本来の音源信号を再現することは出来ません。私達の心(増幅器)の内部をバランス良く保ち、常に安定な状態を保つことではじめて本来の音源を現実世界に再現できるという訳です。


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