ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第08章 段落096 [2016-01-21]


096 When that feeling is no longer playing upon the senses they lie inert like the muted strings of the violin after the consciousness of the musician is withdrawn to another channel of service.
096 諸感覚に対して触覚が作用しなくなると、諸感覚は演奏家の意識が別の奉仕の経路に引き上げられた後にそのバイオリンの沈黙した各弦のように不活発になったままになります。



【解説】
私達の四感覚は意識と結びついてはじめて機能するという訳です。感覚も含め人体全てにわたって意識(触覚要素)の存在如何にかかっていると言うことも出来るのです。
このように無くてはならない意識なのですが、私達自身は永年にわたってその存在意義に気付くことはありませんでした。その結果、うわべだけの感覚による勝手な判断を許して来たのです。
しかし、わずかながらも意識の力に気付き始めた私達は、日々の生活の中でその力を研究し、その作用を身をもって学んで行く必要があります。その為には、先ずは私達の感覚の反応と意識による無言の忠告について学ぶ必要があります。意識の指導は唯一印象によって授けられる訳ですから、私達は触覚的感性を鋭敏にし、時々刻々やって来る印象を鋭敏にキャッチしなければなりません。そうする過程で、私達の肉体の諸感覚も本来の姿に戻って行くものと思われます。


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