ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第08章 段落095 [2016-01-20]


095 Feeling is a state of alertness - when expressed impersonally it is conscious awareness of conscious consciousness.
095 触覚は警戒の状態であり、非個人的に表現された場合、それは意識的意識に対する意識的な気付きとなります。



【解説】
ある意味、「意識」というものが、「生命の科学」や「宇宙哲学」等、一連のアダムスキー哲学におけるキーワードになっている訳ですが、その「意味」なるものをどのようにして日常生活の中で自覚し、活用して行くかについては各自の努力と工夫に委ねられています。
本項では触覚(feeling)が「意識」に繋がっている言わば秘伝を明かしている訳ですが、私達はこれを受けて各自の探求を進める必要があるということです。つまり、言葉の上の理解でなく、実感としてどのようなものをイメージしているかが重要な所です。
これまでの経験から、私達は自らの知覚範囲を自分の身体内部から外側にまで拡張できるような気がしています。つまりは意識の拡張です。その意識は通常、私達に声を発することはなく、無口ですが、本講座で学んで来たように実際には私達の生命活動を無言の印象によって支えているという訳です。この沈黙の存在を如何に日常的に自覚し(意識して)暮らすかが重要であり、その為には努めてその(意識の)存在を自覚するよう(意識するよう)に心掛けることです。それは印象を感受しようとする心の姿勢から、「警戒」の状況とも表現されているのです。卑近な例では映画「スターウォーズ」で盛んに取り上げられている「フォーズ」なるものも類似した概念を表現したものと考えています。


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