ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第08章 段落088 [2016-01-08]


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If you have accepted the theory of the sixth sense you will no doubt be surprised by the statement which I am about to make, but as one of the great Chinese sages has expressed it - "The truth that we least wish to hear is that which it would be to our advantage to know."
088 もし貴方が第6感の理論を受け入れていたなら、きっとこれから私が行なおうとする発表に驚かれることでしょうが、偉大な中国の賢人の一人が表現したように、「私達が最も聞きたくないと思う真実は、私達が知ることによって私達の為になるというものが多いのです。」



【解説】
想念・印象の感受・送信を従来の感覚の一種と考えるのでは、真実は捉えられないという訳です。そもそも印象はどのようにして認識されるのかについては、これまで学んで来たところです。肉体細胞、更にはそれを構成する分子・原子が受信し、それらの情報が全身に伝わるのが印象の伝達です。詳しい内容は、私自身まだ理解できていませんが、私達の意識空間にも関係した仕組みがどこにあるものと思います。
そういう意味でも、想念・印象の知覚は、ある専用の感覚器官がある訳でもなく、全ての細胞や分子・原子が共通に持つ知覚経路というもので、決して第6番目に位置する感覚と呼べるものではないということです。
実は、想念・印象による意思疎通こそが、万物生きるものの間で執り行われている訳で、私達が自覚しているいないに関わらず、私達は想念・印象に依存した生活を送っているのです。


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