ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第08章 段落085 [2016-01-05]


8. MAN IS A FOUR SENSE BEING
085 One of the greatest bits of wisdom ever given to man by the outstanding philosophers of all ages is composed of two words: "Know thyself." That one assignment has kept the seekers of knowledge hard at work for billions of years, and it will still be a supreme admonition a billion years hence. It is an eternal study, for man himself is eternal. In that one statement the philosophers have taken in the whole of the Cosmos.
第8章 人は四つの感覚からなる存在
085 あらゆる時代の傑出した哲学者から人類に与えられた最も偉大な英知の小片は二つの言葉から成っています。「Know thyself(汝自身を知れ)」。その課題は知識の探求者を何十億年もの間、勤勉に働き続けさせましたが、またなお、これから10億年も最高の説諭となるでしょう。人自身が永遠であるために、それは永遠の学習なのです。その一つの声明の中に哲学者達は宇宙の全てを取り込んだのです。



【解説】
「汝自身を知れ」がソクラテスの言葉であったかどうかは不明ですが、あらゆる哲学・宗教はこの1点について探求することを命題としているように思います。また、問題は精神面と同時に人体を巡る生命活動の不思議に迫る科学分野の探求も促しています。
地球における現状の認識では、精神分野と科学分野、心と物質の世界はそれぞれ何らの交流もないまま進められておりますが、本来の姿は同じ土俵の上の研究分野であるべきで、実はこの自分自身の中では心身ともに連携連続した営みが行われているのです。
既に私達が学んでいるように、全ての必要物は知識や能力も含め、各自に平等、無制限に与えられている訳で、要は如何に自分自身からその宝物を掘り出せるかにあります。各自の努力・精進は各自の心身に顕著に現れますし、私達はその成果を味わい、享受することが出来ますし、贈り主である創造主も日々、そのことを望まれているのです。


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