7. CONSCIOUS AND SUB-CONSCIOUS MIND
079 There has been, and is, widespread misunderstanding regarding the status and function of the subconscious mind. This lack of knowledge has caused many people to get lost in mysteries which are of no value to humankind. There are books and teachings regarding the subject, which we find by research to be wrong. We know that the so-called conscious mind, which is the intellect that we use daily to govern our normal activities, is very fickle and weak. This mind receives impressions from the senses and formulates its own opinions and is subject to uncertainties, fear, or any emotional change that comes its way. This mind gives credit to a sub-conscious mind which it feels possesses memory of past events and a greater knowledge of things unknown to itself.
第7章 顕在意識的心と潜在意識的心
079 潜在意識的心の状態と機能については、広範囲に拡がった誤解があります。この知識の欠如の為、多くの人々は人類にとって何らの価値のない神秘の中に迷っています。このテーマに関して書物や教えがありますが、私達は調査の結果、それらが誤りであることを見出しています。私達は、日常、私達が普通の行動を支配するために用いている知性である、いわゆる意識的心は、大変移り気であり、弱いことを知っています。この心は諸感覚から印象を受け取り、自分の意見を作り上げ、やって来る不安定さや恐れ、あるいはその他感情への変化に従属しています。この心は過去の出来事に関する記憶や自分自身には分からないより偉大な知識を有していると感じている潜在意識の心に信任を与えているのです。
【解説】
私達が日常、自ら意識している(即ち、"顕在意識"としての)心は、実に危うい存在です。少しでも不安なことがあれば心配で寝ることも出来ず、またわずかでも報われないことがあると憤りや落胆に陥ってしまいます。
未来に起こる事柄を十分信頼出来ないことや、知識を有しない為不安定になる訳ですが、自身の身体活動等、一方では心とは関わり無く宇宙的調和を保っている部分については全て、潜在意識の領域に委ねている訳です。
しかし、問題は、日常、表に立って指図する顕在意識の心が、その潜在意識の部分に教えを請わない所にあります。何かは分からないまま、「任せて置けばうまくやって呉れる」程度の認識であることです。
どのようにすれば知識を有する潜在意識から情報を受け取ることが出来るかについて、本章では述べられていることになります。
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