080 This so-called subconscious mind is in reality one in consciousness with the ever present Cosmic Intelligence. It is the Soul mind in the body of man; that which built and maintains the body. It fears nothing and respects nothing in the sense of personal respect. The sense mind is negative and the All-knowing mind is positive and they are one. In order to enjoy the full benefits of each, man must discipline the sense mind to follow the dictates of the Soul mind. This mind gives impressions for action that is sometimes beyond the perception of the sense mind, and will continue to do so from time to time until the sense mind executes the impression perfectly, so that it may partake of the experience of right action. Just as a teacher would tell a child to do something in a certain way and the child did not do it, but made a mistake, if the teacher should allow the child to go on that way, would it ever know the right way of doing that which it was told to do? No. Therefore the teacher, in order that the child may know the right way, insists that it be done over and over until it is done right and by so doing the child has the practical experience of how it is done.
080 このいわゆる潜在意識心は、実際には永遠に現存する宇宙的知性と共にある意識状態の一つです。それは人体の中の魂の心であり、身体を作り維持している存在です。それは何ものをも恐れず、人の個人的事項に関し、何ものも尊ぶことはありません。感覚心は陰性ですが、全知心は陽性であり、それらは一つです。それぞれの恩恵を十分に享受するために、人は感覚心を訓練し、魂の心の指令に従うようにしなければなりません。この魂の心は時として感覚心の知覚を超える行動に向けた印象を与え、感覚心がその印象を完璧に実行するまで、時折そうし続ける結果、感覚心は正しい行動の体験を共にすることが出来るようになります。丁度、教師が子供をあるやり方で何かさせようとし、子供がそうしようとせず過ちをしでかす時のように、もし、教師がその子供をそうすることを許していたとすれば、その子供は言いつけられた正しいやり方を知るでしょうか。いいえ、出来ません。ですから、教師はその子供が正しい方法を知るようになるため、正しく行うまで何度も何度もそうすべきと主張しますし、そうすることで子供はどのようにして為されたかの実際的な体験を持つのです。
【解説】
実際には教えを請うべき知性を持つ存在は、私達自身の中の潜在意識と称される部分であると本項は指摘しています。つまりは私達の迷える心には、最も身近に頼れる潜在意識という指導者が居たという訳です。
もちろん、これらの知性ある存在、宇宙と直接繋がっている存在が無ければ、私達自身の生命を保つことなど、おぼつかない訳ですし、私達は通常、何ら顧みることなく日々表層的な事象に一喜一憂しているのです。
この違いを理解できれば、後の進むべき方向は明らかです。日常、これら潜在意識という教師を通じて如何に学ぶかであり、自身の体調を整え、心の状況を整備してやって来る印象を生活に取り入れることが主要な生き方となる筈です。また、そうした印象感受の体験を積み重ね、自らの心の状況と対比させることで、進むべき方向も明らかになる筈です。
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