ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第06章 段落078 [2015-12-21]


078 Remember, mind has the possibilities of expansion. Matter, again, is in the process of evolution; so neither mind nor matter is all in all.
078 覚えておいて欲しいことは、心は拡張の可能性を持っていることです。物質もまた進化の過程にあることです。ですから、心も物質も全て完璧な状態ではないのです。



【解説】
私達全ては進化の途上にあるということです。これは私達の心はもちろん、物質にも言えることだとしています。よく思うことは地層深く恐竜の化石が出土したということが伝えられ、博物館等でその巨大な骨格が展示されていますが、どう見ても獰猛、野蛮な動物達に思えてなりません。まさに弱肉強食の時代が地球上にあったのです。これらの化石は長い時間を掛けた惑星の進化の過程を私達に示すものです。
同様に私達の心も各自、今期の生涯から今日に至るまでの進歩の歩みがあったことは人知れず確認出来るものと思います。何より自分が過去の自身の実態を良く知っている訳で、生涯の歩みはその進歩に繋がっている筈です。
このように物心両面で私達は進化の過程にあり、その目指す目的地は遥か先にあるということでしょう。各人が化石になるまでの年数を要するかは別として、私達は進化の道を歩んでいます。


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