ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第05章 段落069 [2015-12-08]


069 Those who have become consciously aware of conscious consciousness through the ages have known this and have used the knowledge in their daily life. They have recognized themselves as the unlimited consciousness and thereby have become the controllers of it. The average man who claims himself a conscious being has through the development of a personal ego blinded himself to the reality of his being and understanding of cause consciousness so that he is expressing not more than one tenth of one percent of his potential ability. Think of the possibilities ahead of man when he shall have enlarged his field of awareness.
069 時代を通じて意識的意識について気付くようになった者達は、このことを知り、日常生活の中にその知識を利用しました。彼らは自分自身を無限の意識として認識し、その為その支配者になって来ました。自分自身を意識的存在だと主張する平均的な人間は、個人的自我の発達を通じて、自分の存在の現実性について自分自身を盲目にしてしまい、その結果、彼自身の潜在能力の1%の10分の1も表現してはいないのです。自分の気付きの領域を拡げた時の人の前に拡がる諸々の可能性について考えて下さい。




【解説】
宇宙そのものに繋がる意識を自覚すること、その知識を実生活に応用することは各自の生活レベルの向上に繋がることはもちろん、その人の真の進化に直結しています。その人が意識とどのように接しているかは本人しか分からないことですが、その成果はその人の物事の達成や人々への貢献その他、具体的な活動成果により、容易に知ることが出来る筈です。
かつて多くの英雄や偉大な芸術家、更には後世の人々の生きる指針を示した思想家等々、多くの人達はこの意識を日常に適用することにより、各自の能力を高めて行ったという訳です。
もちろん、現状の私達も多少は意識の発現もある訳ですが、その大きさは本来の能力の1%の10分の1も表現出来ていないと著者は指摘しています。このことからも私達の前には進むべき道が遥かに連なっており、一つ一つ問題を解消して行きながら進むべきものであることが分かります。


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