ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第05章 段落068 [2015-12-07]


068 One's breath is measured by consciousness, and Heaven is but a man suspended between the Soul consciousness of Eternity and Man's consciousness of earth. It is the mark or center of balance where the true understanding of the cosmos exists. Each conscious being is but a focal point of action within this great limitless ocean of intelligent force. There is no separation between any one of these focal points of conscious action and the Wholeness of consciousness.
068 人の息は意識によって見守られており、天国とは人が永遠なる魂の意識と地上の人間の意識との間に吊り上げられていることなのです。それは真の宇宙の理解が存在するバランスの印、或いは中心です。各々の意識的存在は、この偉大なる限りない知性の力の海の中における行動の焦点です。これらの意識的行動の焦点のいずれの間と意識全体との間には分離はありません。



【解説】
私達の誰もが願う天国とは、そもそもどのような状態なのか、著者は本項で説いています。それは永遠の魂の意識と私達地上の人間の意識との調和、バランス状態のことだとも明言されています。
また、私達の毎回の呼吸が意識により見守られているということは、私達にとって意識は幼児の命を支え守る両親そのものとも言えるでしょう。この呼吸とは創世記の記述にもあるように生命の基本です。ヨガの呼吸法や瞑想にもこの呼吸に着目してその意識の働きを知ろうとする手法の一つかと思われます。
私達も毎回の呼吸を単に何気なくやり過ごすのではなく、呼吸がどのように起こり、何に促されて行われているかについても関心を持つべきでしょう。人生最後の瞬間はこの呼吸も停止することになる等、呼吸は私達の生命活動になくてはならない活動であるからです。


第05章 段落067 [2015-12-04] <<  |  >> 第05章 段落069 [2015-12-08]