ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第05章 段落067 [2015-12-04]


067 The growth of earth and the growth of man is the actual evidence or testimonial of consciousness. Thought, itself, is composed of consciousness. All things of the heavens and the earth have been and will continue to be conceived in the womb of this mother-father principle. Man was born - into a physical form and will grow old and perish while consciousness remains everlastingly young in existence.
067 地球の発展と人間の発達は意識の実際の証拠であり、証明書です。想念自体は意識から成り立っています。天と地の全てのものは、これまでも、またこれからもこの母性父性原理の子宮の中で受想し続けることでしょう。人は肉体の形に生まれ、年老い、死を遂げますが、一方、意識は永続的に若いまま留まります。



【解説】
若い方は別として、ある程度の年代になると、本項で著者が記述していることは良く理解出来るのではないかと思われます。つまり年を重ねるにつれて、自らの想念はかつてのレベルよりは進化しているものです。日々の精進の成果として各自の精神レベルの向上に直結していることは、かつての自分を振り返れば納得されることと思われます。
また同時に、肉体の老化は日常の努力、節制によりその進行を遅くすることは出来ますが、諸般の要因によりいずれは死を迎えることは間違えありません。自分ではいつまでも若い気持ですが、客観的に写真に写った自分の姿には年相応の衰えを見て取ることが出来るものです。
かつてアダムスキー氏は自分はこの老人の肉体のまま他の惑星に移住するよりは、新しい肉体を得て転生する方を望むと語ったとされています。まさにその通りの感がありますが、その時を迎えるまでは各自のかけがえのない身体を慈しみ、意識の発現の場としての役割を果たし、同時に各自の精神レベルの進化に邁進することです。


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