ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第04章 段落058 [2015-11-23]


058 There is really very little difference between conception and perception; the former is the cause soul awareness and the latter is mortal sense awareness, and the two should be always united
058 実際には受想と知覚の間には、本当にほんのわずかの違いしかありません。前者は因の魂による気付きであり、後者は死すべき肉体の感覚の気付きで、両者は常に一体であらねばならないのです。



【解説】
最終的な姿として、よく「意識と一体になる」と「生命の科学」で表現されているように、「宇宙哲学」においても受想と知覚とは作用する部分が異なるだけで両者は本来一体的に成立することになります。なお、この受想(Conception)はやがて、「生命の科学」では意識(Consciousness)と表現されることになるもので、基本的には同種の概念であろうと考えます。
むしろ問題は、数や量の上で圧倒的に多くの想念・印象を受けている受想に対して、その隣に居る私達の肉体細胞からなる感覚は実に鈍感であり、眠ったまま目の前を通過する印象に気付いておらず、その他の時はもっぱら自分自身の関心事に熱中していることにあります。
この解決方法は先ずは私達自身、自らの身体内にそのような宇宙に直接つながっているとも言えるような受想機能を有する部分があり、そこを通じて多くの情報が絶えず注がれていることをよくよく自覚し、その声を聞こうとすることにあります。


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