ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第03章 段落022 [2015-10-01]


3. THE MAGNIFICENT PERCEPTION
PRELUDE
022 The roll of the tides and the waves and the rising and setting of suns, the whirling of atoms and worlds are all tuned to the Cosmic Plan yet are subject to time and to space.
第3章 壮麗なる知覚
序章
022 潮汐や波のうねり、太陽達の出や入り、原子や世界の旋回は全て、宇宙の計画に調律され、しかも時間と空間とに従属しています。



【解説】
個人的には本章が宇宙哲学の中で最も優れた箇所ではなかろうかと思っています。広大な宇宙をどのように知覚すべきか、著者は自らの視点・観点を私達に例示しているのです。
大は太陽や惑星、小は原子の回転に至るまで、あらゆるものが活動の状態にあり、調和した中で動いていると著者は説いています。もちろんオーケストラ同様、調和する為には全ての旋律を頭にイメージ出来ている一人の指揮者が居て、各々の演奏者に指示を出す必要がある訳で、それが「宇宙の計画Cosmic Plan」なのだと私達に諭しているということです。
一方ではこうした活動を続ける私達はまた、時間や空間の中で暮らしており、各個体は活動を永続出来る訳ではなく、変化・変遷の過程にあるということでしょう。最近の天文学でも星の寿命もあるとされており、文字通りライフサイクルの中で生きて行くことになります。
私達は何故かは未だ知らないにせよ、一大調和した宇宙の中で他の構成員と共に生きており、先ずはその世界の壮麗さを十分に知ることが最も大切だと言えるでしょう。


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