ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第02章 段落021 [2015-09-30]


021 Our purpose in life, then, is not personally judge between the true and the untrue but to so coordinate our own being with nature that we may unite the knowledge of Cause and Effect.
021 そこで私達の人生における目的は、真実と真実でないもののどちらかであるかを個人的に裁定することではなく、私達が因の知識と結果を結合させられるよう、私達自身を自然と調和させることにあります。



【解説】
物事に対する姿勢としては、先ずはありのままを受け入れ、その中に意義や他との関連性を観るように努めるということでしょう。仮に相手の主張が偽りのように思えても、先ずはその主張を拒絶せず、相手に寄り添ってその主張が描こうとするイメージを明らかにすることです。そうすればそれが本人だけの一時的なものか、永続的な真実かは自ずと明らかになるものと思われます。
カウンセリングにおいては、「傾聴」という姿勢が重要だとされているようです。その過程を通じて相手が自分が受け入れられていることに気付けば、次の改善プロセスに繋がるということでしょう。
日々、私達は様々な事象や情報、他者との関係に巡り合います。その中で良好な関係作りを実践して行く為には、先ずは出会う全てを受け入れ、その中に宇宙を流れる法則性や相互関係を観る中で、真理に対する自らの視野を広げて行く必要があります。


第02章 段落020 [2015-09-29] <<  |  >> 第03章 段落022 [2015-10-01]