ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第02章 段落017 [2015-09-24]


017 Truth is action - the whole action of which every part is true. Small truths lead into greater truths and one small truth cast out as false can block the progress of a civilization, as has been shown by the history of the past.
017 真理とは活動です。あらゆる個々の部分が真実である活動の全体です。小さな真理はより大きな真理へと導き、偽りと投げ捨てられる一つの小さな真理も、過去の歴史によって示されて来たように、文明の進歩を妨げる可能性すら持っています。



【解説】
私達自身の身体の中で行われている膨大な種類の生命維持活動も含め、活動しているものが真理であると説いています。宇宙に刻々流れる原理に従っているからこそ真理という訳です。
このように膨大な数の真理が存在する訳ですが、そのどれを取っても欠くことは出来ない存在であり、もしその内一つでも不要だと捨て去るなら、この文明の進歩を妨げる程の大きな影響を与えるまでになり得るとしています。言い換えれば、生命活動についての私達の概念は大変重要であり、もし誤った概念のまま突き進めば文明全体を誤りかねないと警告しています。昨今の遺伝子操作等のこれに属するのかと考えてしまいます。
また、真理はどのような小さな側面であれ、私達はそこから大きな意味を学ぶべきだと著者は説いているように思えます。自然観察の中では、様々な微小生物の生活風景を観ることが出来ますが、彼らは活動にやむことなく真理を表現し続けています。道端の蟻の群れからも多くを学べるように思うのです。


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