ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第01章 段落004 [2015-09-01]


004 Observation is our greatest teacher but we must learn to see the Cause or the related purpose of all forms or manifestations.
004 観察は私達の最大の教師ですが、私達は因、即ち全ての形あるもの・創造の現れの相互に関連した目的を観るよう学ばなければなりません。



【解説】
私達は人間社会の諸問題から、火山や地殻の活動、気象や海流の動き、また動植物の営み等、自然界の全てを観察によって学びます。この観察の中で、私達は自然界を貫いている法則や季節の循環回帰、そして人間も含めその中に生きているもの達の生涯を見て、学んで来たと言えます。
このように観察が私達を成長させてきたキーポイントであることは確かですし、多くの優れた芸術家はその観察過程の中で感銘を受けた美しさを自らの作品として制作して来たとも言えるでしょう。
宇宙哲学を学ぶ私達は、この自然界の観察の中で何を掴むべきかについて、著者は万物の相互関係に着目せよと説いています。目には見えないが相互に関連付けられ、助け合って万物が生きており、それは私達も例外ではありません。その目に見えない各自の関連性こそが因であるとさえ断言しているのです。とかく「因」については神秘的なものに捉えられがちですが、著者はもっと身近に物や生き物、あらゆる存在をつないでいる存在として「因」を捉えていることが本項で読み取れます。


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