ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 4章 段落387 [2015-08-25]


387 We all make mistakes These are part of our experiences. Do not be discouraged, for we have centuries to undo; so be grateful for even a small crumb that might become an integral part of you. The difference between a wise man and a fool is -a wise man learns from his mistakes, and never repeats them; while the fool keeps repeating the same mistakes.
387 私達は皆、過ちをおかします。しかし、これらは私達の経験の一部なのです。がっかりしないで欲しいのです。何故なら、私達には元に戻す為に何世紀もかかるためです。ですから、些細な手足の曲がりについても、それがあなたの総体の一部になることに感謝することです。賢い者と馬鹿者との違いは、賢い者は自分の過ちから学び、二度と繰り返しませんが、一方、馬鹿者は同じ過ちを繰り返します。



【解説】
テレパシー能力の開発についても、私達は各自自ら学び取って行かねばなりません。もちろんその中には、誤った対応や失敗も数多く経験する筈です。しかし著者は、そんな私達に時間は十分にあるから心配しないようにと諭しています。誤りの原因を研究し、その痛い経験から学ぶことの重要性を説いているのです。
よく継続することが大切だと言われますが、テレパシー能力についてもそのことが言えます。私自身もこれまで何十年とアダムスキー哲学に惹かれた多くの方を見て来ました。しかし、その多くの方々は最初の熱狂的な資料収集、知識の獲得が終わると、後は大抵興味が薄れ、また違った情報の発信者の方に移り去るケースも多いように思われます。
実はテレパシー能力の開発等については、全くの個人の実践努力の占める割合が大きく、本来は実践の中で失敗から学ぶケースが多い分野ではないかと考えています。自分が日常保持する「心境」が現実生活にどのような影響を及ぼすかは本人しか分からない事柄です。その試行錯誤を積み重ねる中で、より良い方向を学んで行くのが私達本来の人生航路ということになります。
著者アダムスキー氏はテレパシー講座の終わりを前に、私達に今後は自らの判断で失敗をも糧をしながら、進化の道を歩むようにと諭しているのです。


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