ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 4章 段落385 [2015-08-21]


385 Mind is but the medium between matter and Intelligence that associates the two for manifestation. The sense-mind is a minute part of Cosmic Mind. If the sense-mind hopes to be the recipient of Cosmic knowledge, it should not try to recreate, or change, the information given to it by feeling, or consciousness.
385 心は物質と英知の両者を創造のために結びつける媒体でしかありません。感覚心は大宇宙心の極小な一部分です。もしも、感覚心が宇宙的知識の受取人になりたいと望むなら、感覚心はフィーリングあるいは意識によって与えられた情報を再形成したり、変えてはならないのです。



【解説】
これまで私達は心というものは、自我の行動を指図したり、他人を批判するだけの存在のように思って来ましたが、実は本来は更に大きな役割を持っていることが本項で説かれています。物質と英知を融合させる力が本来の心の役割なのです。
しかもその心なるもの自体、更に大きく拡がった大宇宙心なるものの一部だとしています。言い換えれば宇宙全域で行われている創造活動も心が介在する作用ということになります。その内、限られた範囲に閉じこもっているのが私達の現状の感覚心というものです。
従って、先ずは私達の心の可能性についてしっかり認識する必要があります。良い想念を抱き、決して邪悪、低レベルな想念を起こさないことはこうした心の潜在力、実現力を考慮して申し上げている訳です。
私達は自らの内側にこのような潜在能力を持つ心を有していることを先ずよく認識して、それらの育成、教育に力を注ぐ必要があります。


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