ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 4章 段落384 [2015-08-19]


384 The mind is made up of the four senses, and they should be educated for the purpose of acquiring knowledge; rather than passing judgment. Mind is a catalyst, or go between, uniting matter and Intelligence. When, through its personalized reasoning mind combines the two wrongly, the results are usually unpleasant. Remember, we have said we are living in what could rightly be called a chemical universe; conceived out of Intelligence, and perpetuated by Force. Any student of chemistry knows that wrong combinations of chemicals can produce undesirable results. So any time your actions result in unpleasant experiences, analyze the combinations you have put together.
384 心は4つの感覚から成り立っており、それら4感覚は知識を獲得する為には、裁きを下すのではなく、教育されねばならないのです。心は物質と英知を結びつける触媒であり、仲介者です。心の個人化した推論を通じて心が両者を誤って結びつける時、その結果は大抵、不快なものになります。覚えておいて欲しいのは、私達はまさしく化学的な宇宙と呼んでよいもの、英知の中から孕まれフォース(訳注:宇宙の力)によって永続されるものの中に生きていると私達が言って来たことです。化学を学ぶどんな学生でも化学物質の誤った組み合わせは望ましくない結果を作り出すことを知っています。ですから、あなたの行動が不快な体験になったとしたら、その時はいつもあなたが両者を結びつけた組み合わせについて分析することです。



【解説】
私達各人の心の作用について、本項では整理されています。即ち、当面私達の心が及ぶ範囲が限定されたものであっても、それは私達自身の肉体の隅々にまで及ぶことは分かります。その物質とも言える肉体と私達の想念とを反応させているのが心という訳です。
つまり、仮に想念・印象は無数に存在し、絶えず宇宙に莫大な数流れているにせよ、私達の心がそれを感知し、同調しなければ想念・印象は力を発揮出来ません。私達の心がその想念・印象の内容を解釈し、行動へと繋げることで、想念・印象が具体的な作用を発揮出来ることになります。
そういう意味では、私達の心は想念・印象と物質世界とを繋ぐ役割があるとも言える訳です。また、その心の作用は時として謝った解釈や自我の欲望その他誤った思考の下、事態を混乱させることもあり、私達はその結果を見て、誤った心の作用を反省することも多い筈です。
このように日々、自らの心境と対応して目前に現れる結果とを対比させることによって、私達は自らの心の有りようを修正して行く必要があります。


ご連絡 [2015-08-19] <<  |  >> 第3部 4章 段落385 [2015-08-21]