ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 4章 段落373 [2015-08-04]


373 Volumes could be written on the subject of thought and its action, yet barely disturb the surface. It is one of the most interesting fields of research one can hope to find; for it is as vast as Infinity itself, and is the actual foundation of all our sciences.
373 想念とその作用のテーマについては何巻もの本を書くことが出来るでしょうが、それでも何とか表面に触れられるだけです。それは人が望み得る研究分野の中で最も興味深い分野の一つです。何故ならそれは無限遠そのものと同じほど広く、しかも私達の全ての科学の基礎でもあるからです。



【解説】
これまでの一連のテレパシーに関する解説が終盤に差しかかる中、著者は改めてテレパシーについての研究の意義を語っています。それは単なる遠隔透視や未来予知といった「超能力」と称される単純なものでなく、宇宙の仕組そのものに迫る精緻な原理と言うべきで、何よりも各自が自身の心の修養や肉体の反応観察等により、研究を進めることが出来るものです。言い換えれば、研究の材料は私達自身であり、他に何らの材料も、費用も必要ありません。
同様な内容は「生命の科学」や「宇宙哲学」等、アダムスキー氏の他の著作にも共通して繰り返し伝えられていることです。実はこの想念の取扱いについてが最も私達地球人の劣るところで、過去何万年もの間、様々な文明が自滅し、崩壊した原因となっています。
実はこの地球自体が私達が学ぶ教室とも言える学習の場である訳ですが、そこでの重要教科が、この心の取扱いと想念・印象に関する学習と言えるということでしょう。かつて「禁断の惑星」という映画がありましたが、その中の主人公の一人である科学者の父親が発する想念が狂暴化して人々に危害を加えるシーンがありますが、まさに地球における最大の課題が想念問題であることを示唆した内容となっています。


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