ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 4章 段落362 [2015-07-17]


362 Dr. Nicholas Murray Butler once said, "All the problems of the world could be settled easily, if men were only willing to think." He might rather have said, "If men only knew how to think!" This is the great lack in our educational system of today; our young men-to-be are not taught how to think.
362 ニコラス・マレイ・バトラー博士はかつてこう言いました。「世界中の全ての問題は、人間がただ喜んで考えようとするだけで簡単に解決されるだろう。」彼はむしろ、こう言いたかったのかも知れません。「ただ人間が考える方法を知ってさえいれば」と。このことは今日の私達の教育システムにおける大きな欠陥なのです。私達の将来若者となる者が考える方法を教えられていないのです。



【解説】
私達の日常は、表面的な事象や他人からの評価、結果に対する不安に多くを奪われ、満ち足りた心境を維持することは難しいようです。しかし、これらを放置しておくことは決して良いものではありません。毎日、充実した生活を楽しむ為には、常に心をオープンにし、外部から来る印象を的確に把握し、実生活に活かす必要があります。
そこに至る過程の一つとして思考がある訳で、問題に関わる様々な側面を整理する中で、根本的な問題を抽出し、関連する解決策に関する印象の有無を探索することになります。
しかしながら、これら重要な真の思考プロセスについて具体的な指南書は見たことはありません。本項で説かれている具体的な内容、工夫点については各自自ら開発し、成功事例を蓄積する中で編み出すことが求められています。


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