ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 4章 段落361 [2015-07-16]


CHAPTER W
Thinking Versus Reasoning
361 Thinking is neither toil, nor stress, nor strain. Rather, it is the ability to allow thought action to take place in an unobstructed manner; and the power of observing its path to travel.
第4章 思考と推論
361 思考とは労苦でも重圧でも緊張でもありません。むしろ邪魔されることなく、思考行動が起こせるようにさせて置く能力、その流れが巡る道筋を観察する力なのです。



【解説】
私達は物事を考える時、その実際の作用は解決策自体を考案しているというよりは、自身の心を鎮めて周囲から発せられている解決に向けての想念・印象の存在を探っているような動作なのだと思います。
思考という活動自体に解決策を作り出す機能はなく、既に提供されようとしている解決策に気付くよう、また先々の進め方について整理しているという訳です。
実は長年、私達が問題を解決できずにいるのは、解決に向けて一歩踏み出すことが出来ないで、問題ばかりを先送りして事態を深刻化させてしまっていること、更にはその状況に惰性的に留まっているからに他なりません。
何事も先ずは問題に取り組む意思や意欲が必要で、思考過程の中で実際の問題点を整理できれば大抵の問題はその段階で解決したと言って良いほど、ゴールに近づいているように思います。


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