ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落355 [2015-07-08]


355 The human being is the most highly organized and sensitized instrument of manifestation. He is therefore most capable of tuning in to the lesser vibrations, objectifying them, and rebroadcasting them into the universe as higher expressions. We cannot help being affected by the varying frequencies of the chemical universe in which we live, nor can we help affecting others by the thoughts we send forth into the mind-ether of space. We need only to become aware of such relative currents to make use of these facts.
355 人間は最も高度に組織化され、鋭敏化された創造の道具です。ですから人間はより下位の振動に同調させ、それらを客観化し、それらをより高次な表現物として宇宙空間の中に再放射することが出来るのです。私達は私達が住む化学的宇宙の変化する振動によって影響を受けざるを得ず、私達が宇宙の心のエーテルの中に送信する想念によって他者に影響を与えざるを得ません。私達はそれらの事実を活用するためには、それらの相対的な流れについて気付くようになるだけで良いのです。



【解説】
本項は私達自身の宇宙における作用について、更にはその宇宙から日々影響を受けるという相互作用について説かれています。
おそらくは私達人間が他の生きもの達の想念・印象を拾い上げ、それらを更に大きく高次な想念波動に増幅して宇宙空間に発するということもあるのでしょう。仲介者としての役割です。実はそれ程にテレパシーに関する私達人間の能力は高いと言えるかも知れないのです。
また、同時に私達は宇宙から来る想念・印象にも大きく影響を受けています。微弱な想念・印象を感受した後、それを認識、発展させて力強い信念として再び宇宙に送り出すという機能も私達人間に期待されているところです。


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