ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落354 [2015-07-07]


354 No! The plant, the sea, the air, and the minerals of the earth have no faculty of independent reasoning. However, they possess the same natural guidance that causes human forms to be receptive to changes of conditions, for they contain the feeling element. Therefore, atmospheric and other conditions affect them just as they do humans; and they respond without question. For the same Life Force known as the Breath of Life in man, flows through their forms.
354 いいえ。植物や海、大気や地球の鉱物は独立した論証能力を有していません。しかし、彼らは人体が状態の変化を受容出来るのと同じ自然の導きを有しています。何故なら、彼らはフィーリングの要素を持っているからです。それ故、大気やその他の状態はそれらが人間に与えるのと全く同様に彼らに影響を与えますし、彼らは疑いなくそれに応答します。何故なら人間において生命の息吹きとして知られる同じ生命力が彼らの体の中にも流れているからです。




【解説】
テレパシーの基本にあるものは、地球上にあるありとあらゆるものが有している生命の息吹(the Breath of Life)に他なりません。実は生命があるということは、とりもなおさず印象・想念をやり取り出来ることになるのです。
しかし、これまで私達地球人は肉体の四感覚に全てを依存し、目に見え耳に聞こえる結果の世界のみが存在する唯一のものと見做して来ました。その結果、一部の芸術家や達人を除いて、想念・印象・インスピレーションが行き来する世界に気付くことなく、人生を終えていたものと思われます。
私達は目をつぶり、耳を塞いでもなお、外界の状況を知ることが出来る基本的な機能を有しているのです。実は身体内部の各組織は目や耳とは関わり無く活発な生命活動を行っています。その基本的なフィーリングという径路が、想念・印象を伝達し、また発しているということでしょう。先の段落【350】ではそれらを神経細胞網として説かれておりましたが、今回の生命活動はその神経細胞の活動と極めて近い関係があるものと思われます。


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