ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落353 [2015-07-06]


353 Through millions of years of evolution, man is endowed with physical senses and a faculty for reasoning; and he has come to depend solely upon these avenues of perception. But what of nature? Does it possess the faculty of reasoning? Is it endowed with the organs of sight and hearing, taste and smell? Does the tiny seedling germinating in the warm, dark bosom of the earth use recognized sense perceptions to decide which chemicals to extract, and which to reject for proper growth?
353 何百万年もの進化の間、人間は肉体の諸感覚と論証の能力を授けられて来ており、これらの知覚経路のみに依存するようになりました。しかし、自然はどうでしょうか。自然は論証能力を持っているでしょうか。視覚や聴覚、味覚や嗅覚を授けられているでしょうか。大地の暖かく暗い懐の中で芽を出している小さな種は、適切な成長の為にどの化学成分を抽出しどれを拒絶するかを決定する為に感覚による知覚を用いるでしょうか。



【解説】
私達人間はこれまで肉体の感覚と論理性を拠り所として発展を遂げて来た訳ですが、そろそろそこにも限界が来ているという訳です。今後の発展進化には別の要素、即ち印象・インスピレーションを活用した生き方が必要だと著者は説いているのです。
実はこの能力、既に植物その他人間以外の生きもの達の間では、太古の昔から活用され、自らの生存に無くてはならないものになっています。私達は彼らの生き方を学ぶ中でその応用法を身に付ける必要があるのです。
その為には、先ず日頃の自らの判断根拠に自ら得た印象を置くことだと思っています。最初の内はもちろん誤りも多く失敗もあるでしょうが、他の生きものが過酷な自然環境の中にあってもこれから来る天候変化を予測し、備えることで世代を越えて生き続けている状況を良く観察し参考とすることです。まさにこれから先は各自それぞれが宇宙を旅する存在になる筈で、本講座は知識の基本編を説くに過ぎません。


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