ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落349 [2015-06-30]


349 Why did this idea come to me? I received the impression because the man in question, although deliberately saying one thing, was unconsciously broadcasting the scheme he had in mind, The other man, depending upon his auditory organs for enlightenment, believed the words he heard spoken. But because I was able to receive the transaction through the feeling channel, I discovered the deception. I revealed this impression to the intended victim, enabling him to take the necessary steps to guard against the fraud.
349 何故このアイデアが私にやって来たのでしょうか。問題の男が巧妙に一つのことを言っているにも拘わらず、無意識に自らの心の中に持っている企てを発信していた為、私がその印象を受信したのです。もう一方の男は光明を求めるのに自らの聴覚器官に依存していたため、その男が話したのを聞いた言葉を信じていました。しかし、私はフィーリングの経路を通じて両者のやりとりを受信出来ていた為、その策略を発見したのです。私はこの印象を意図された犠牲者に明かし、彼にその詐欺に対して身を守る必要なステップを取らせることが出来ました。



【解説】
本事例で重要なのは悪事を企む者がそのキレイ事の発言と同時に発してしまった本当の狙いを示す想念を、テレパシー能力者には隠し通すことは出来ないということです。即ち、実生活において、私達が開発を進めるテレパシーは随分と役立つものであることが分かります。
一方で、このことは想念・印象の伝達・感受は目や耳という既存の感覚器官ではない別のルートから寄せられることが分かります。既存の感覚は所詮、表面的な事象しか取り扱うことが出来ない訳です。しかし、真実はこの想念・印象の世界にあると言える訳で、私達は想念・印象を第一に生活して行く必要があります。一歩先が分からない混沌とした世の中であるが故に、自ら得た印象を拠り所として生きて行く必要があるのです。
今のところ、これらを秩序立てて教えて呉れるところはありません。私達地球人側の問題も多いのですが、加えて他の様々な妨害勢力も横行しているように思えます。私達は自らを教師、学習事例として各自工夫しながら、本来の道を切り開いて行く必要があります。


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