ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落342 [2015-06-19]


342 However, complete knowledge of this, or any other circumstance, is possible through the feeling channel. When a person is sensitive enough to interpret the vibrations emanating from the earth, this information can be received as easily as a thought from another human being. They will then be able to estimate the pressures being exerted, and deduce the natural results to follow. The tiny atoms manifesting in the strata of the earth will share this knowledge with those capable of intercepting it.
342 しかしながら、このこと、あるいはその他の環境に関する完璧な知識はフィーリングの経路を通じて入手可能なのです。人が地球から発せられている振動を解釈できるほどに鋭敏であれば、この情報は他の人間からの想念と同様に容易に受信可能です。そうなれば加わっている圧力を予測し、来るべき自然の結末を推論することも出来るでしょう。地球の地層の中で創造を担っている微小な原子達はそれを傍受できる者にこの知識を分ち与えてくれることでしょう。



【解説】
地震を発生させる源である断層間のせめぎあいには莫大な力が加わっているものと思われます。それら地層に加わる圧力やそれらに伴う岩石も破砕がもたらす振動等を私達が感知出来れば、地表深く生じている変化等、地震に至るまでの経過について地表からでも知覚出来るものと思われます。
地中からは地震波のような振動も来るでしょうし、印象波の源となる想念波動も来る訳で、それらを把握出来れば地中における状況の変化を知ることが出来る訳です。しかし、このような振動の把握力については、人間よりは野性動物の方が遥かに勝っているものと思われます。
こうした地中深くから来る印象をよく感知した太古の人間は、それを地の神とイメージし、地鎮祭その他地球の安寧を地中の存在に願ったものと思われます。それに対して本文では、実際には個々の原子が印象波を発して知らせて呉れると説いているのです。


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