ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落340 [2015-06-17]


340 Yet no civil engineer, nor geologist, nor seismologist can predict earthquakes. Why? For the simple reason they are not in possession of all the facts relating to the earth. Yet these facts exist as absolute frequency data!
For if they did not exist, there would be no cause to produce the eventual effect.
340 それでも土木技術者も地質学者、地震学者も地震を予測することは出来ません。何故でしょうか。それは彼らが地球に関しての全ての事実を保有していないという簡単な理由からです。しかしこれらの事実は絶対的振動データとして存在しています。何故なら、もしそれらが存在していないとすれば、そのいつかは起る結果(訳注:地震)を作り出す原因が無くなることになるからです。



【解説】
本項で著者が言う「Absolute(絶対的)」とは「間違いなく存在する」という趣旨で表現されているものと思われます。地中深く起こっている岩石と岩石のぶつかり合いは、今日では地震発生のメカニズムとして広く知られるようになりましたが、これは地球内部が文字通り活動していることを意味します。そして、その結果生じる地殻の変動は私達にとっては地震や火山活動として認識される訳です。
この地殻の活動の様子は地中深くからやって来る振動である地震波として私達は捕らえています。また、その振動から私達は何を理解すべきか、著者は私達に問い掛けているのです。
通常、私達は生じた地震波の記録を元に、震源の場所やその地震の原因を学ぶのですが、もし、事前にこれら極初期の振動を理解すれば、より多くの災害防止に役立てられるかも知れません。地球内部から来る様々な振動も、岩石から発せられたメッセージという意味でテレパシー感受の対象なのです。


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