ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落339 [2015-06-16]


339 We must remember that thought, or conscious knowledge, knows no limitation for the well-balanced, unfettered individual; and we must also remember that every action, and every mechanical stress of pressure, is the source of a radiated vibratory wave. An example familiar to us all is the knowledge required by a civil engineer to ascertain the stability of any mass of substance. He must be thoroughly conversant with mathematics, stress analysis, weight loads, pressures, etc. He must know the tensile strength of the materials used, the weights of those materials, and be able to estimate the pressure to be exerted upon the finished structure. He is, of course, dealing with established facts that have been acquired through years of experience and research; and given all the data, he can deduce the stability of any specific construction.
339 良くバランスがとれ、自由に開放された個人においては、想念や意識上の知識には際限がないことを覚えておく必要があります。また、私達はあらゆる行動とあらゆる機械的圧力の力点が振動波の源泉であることも覚えておく必要があります。私達に馴染みのある例として、物体の安定性を確かめる為に土木技術者が必要とする知識があります。彼は数学や応力解析、荷重負荷や圧力等々に完全に精通している必要がありますし、完成した構造物に加わる圧力を推定することが出来ます。彼はもちろん、またこれまでの何年もの経験や研究を通じて得られた確定した事実を取扱うことも出来ますし、すべてのデータが与えられれば、どのような特定の建築物でも、その安定性を推定することが出来ます。



【解説】
私達の行動により発せられる波動の源は各行動の際に生じる力学的な力に起因するという訳です。筋肉を動かす際に電気波動が出ることもこれに関連していることでしょう。行動には行動を起こす意思とそれが肉体各部に作用して具体的な身体の動きとなる訳で、それらの一つ一つのプロセスが何らかの波動を発しているということです。
本文中では世の中の構造物についてそれが成立する為には個別材料の剪断応力や全体としての力のバランスが不可欠であり、土木技術者はそれらをマスターしていることについて述べられています。物事を創造する為にはあらゆる知識が必要であることが述べられており、現実に万物が存在することの裏側には、このような知識が備わっているのです。
私達は今日、高層ビルや長大な橋、その他様々な文明社会の成果の中で暮らしており、各々の専門家が蓄えた知識の恩恵に浴しているのです。そして、今後、私達が更に知らなければならないのは、私達自身の身体の仕組みがその生命活動が如何に優れたものであり、それらが誰の力でそのように機能しているか、自身の内面を探求することです。


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