ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落338 [2015-06-15]


338 For instance, there may have been many cases in which the destruction of a city by flood or earthquake has been predicted by those alerted to the chemical changes that were taking place in nature. Often. these prophecies proved correct. Yet, information obtained by this means is not generally accepted as authentic, and is usually ignored by those in a position to avert the disaster or alleviate the suffering.
338 例えば、自然界で起っている化学変化に注意を喚起された人達によって、洪水や地震によって都市が破壊されることが予知されて来た多くの事例があります。しばしば、これらの予言が正しかったことが証明されて来ました。それでもこの手法で得られた情報は、一般的に信頼出来るものとは受け取られず、大抵は災害を回避し、被害を緩和する立場にある人達によって無視されて来ました。



【解説】
最近とみに災害発生の頻度が高まっており、人々の不安感も増大しつつあります。そこで様々な憶測も流れ、不安感をあおる訳ですが、私達テレパシー講座を学ぶ者はそれら災害について冷静に考え直す必要があります。
その一つは不安心理が不安(恐怖)自体を増幅してしまうということです。想念は類似したものを集めますので、再びそれらの情報が周囲に寄って来ることがあります。更にはその恐れが逆に現実をそのように変えてしまうこともあります。想念の実現力に注意しなければなりません。
しかし、そうした中にあっても真実のテレパシー能力開発者は自らの印象として間近に迫った何かを「感じる」ことが出来るかも知れません。大抵の場合、その印象が正しかったかどうかは後日判明する結果で判断出来ます。言い換えれば、どのような感じを持ったかを記憶しておき、後日の結果と対比して正しい印象とはどのような感じのものであったかを学ぶという訳です。
いずれにしても、私達は目の前の自然ややって来る印象波から多くを学び、自らの生活に活かすことが求められており、これらの能力は草木や小鳥達の方が私達より数段高いことは確かだと思われます。


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