ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落329 [2015-06-02]


329 The so-called memories revealed while under hypnosis are usually due to one of two conditions. One, it is possible for the hypnotist unknowingly to suggest personal experience he has had to your mind; or you may receive strong thoughts pertaining to something he has seen or read that has impressed itself deeply upon his consciousness. Two, you may merely be recalling an incident that happened to you, which your sense-mind had forgotten; or it may be some information you read or heard in early childhood. We would be astounded at the information stored in our memories in this fashion.
329 催眠術の下で判明したいわゆる記憶とは、普通は二つの内、いずれかの条件によるものです。一つは催眠術者が知らずに術者の個人的な体験を貴方の心に暗示している可能性がありますし、あるいは貴方が催眠術者が術者の意識に深く印象づけられた何かを見たり、読んだことに関連した強い想念を受信した場合があり得ます。二番目は、貴方が貴方の感覚心が忘れてしまっていた貴方に起った出来事を単に思い出しているだけなのかも知れませんし、或いは貴方が幼児期に見聞きした何かの情報であるかも知れません。私達はこのようにして私達の記憶が貯えられていることに対して、仰天することでしょう。



【解説】
これについては、よく催眠術で自らのアブダクション体験が如何にまことしやかに語られるようなケースが考えられます。実際の場面を知らないので明確な意見は申し上げられませんが、催眠術については術者の意のままに被術者が自らその気になってしまうように考えています。
また、本文に記されているように、日常の雑事から心が解放された時には、遠い昔の事柄も容易に思い出すこともあるでしょう。本来の「記憶」は身体の何処かに蓄えられており、それらは普段気付かない為、活用されていない訳です。本来、私達が行って来た活動の全ては宇宙に記憶され、それら体験から私達は多くを学び取る必要があるのです。


第3部 3章 段落328 [2015-06-01] <<  |  >> 第3部 3章 段落330 [2015-06-03]