ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落322 [2015-05-21]


322 However, I received the impression that the manager was planning to gain control of the business and defraud the owner of his holdings. I conveyed this information to my friend, and although doubting its veracity, he started a quiet investigation into the company's affairs. The report he received carried overwhelming confirmation of these conditions, just as I had revealed them. My friend returned east immediately and took the necessary steps to protect his interests and regain control of the company.
322 しかしながら、私はその支配人が事業をコントロールし、オーナーの保有財産を騙し取ろうと計画しているという印象を受けました。私はこの情報をその私の友人に伝え、またその真実性を疑いながらも彼は会社の内状について隠密裏の調査を開始しました。彼が受け取った報告書にはこれらの状況を確信させる膨大な証拠を伝えており、私が明らかにした通りでした。私の友人はただちに東部に戻り、自分の財産と会社の支配権を取り戻す為、必要な措置をとったのでした。



【解説】
具体的な状況を見たこともなく、聞いたことがなくても、即ち肉体の経験が全く無い場合でも、想念・印象さえ感知出来れば、現在進行中の状況は手に取るように感じられるという訳です。
私達は自分が受けた印象・想念を大切にすることが非常に重要で、全ての問題解決にその原因究明過程で、私達は既存の事実だけでなく、背景にある状況について自らの感性で探り、印象を感知するよう心掛けることが必要です。
この場合、アダムスキー氏は自分の得た印象を相談者の為に必要な情報として相手に伝えた訳であり、その結果、相手は被害に逢わずに済んだ訳で、相談者からは大いに感謝されたものと思われます。本来、私達が開発するテレパシー能力の活用の一例として著者は本項を示しているのです。


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