ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落314 [2015-05-08]


314 To understand how this can be accomplished, we must remember that feeling is the channel of perception. For regardless of how refined the organs of sight may become, they cannot possibly receive the image of anything that is not yet a concrete manifestation; yet, because the blueprint, or plan for all manifestation is drawn in advance, such information is obtainable. In the case of true clairvoyance, the personal ego must be controlled by an impartial interest in Cosmic Cause. The only limitation placed upon knowledge, is that put there by the personal, or particularized consciousness.
314 このことがどのようにして達成されるかを理解するには、私達はフィーリングが知覚の経路であることを思い出さなければなりません。何故なら、如何に純化しようとも、視覚は未だ確かな創造物となっていないもののイメージを受け取ることは出来ないからです。しかし、あらゆる創造の青写真或いは計画は先立って描かれていますので、これらの情報は入手可能なのです。真実の透視の場合、エゴは宇宙の因についての隔てのない非個人的なる関心によってコントロールされねばなりません。知識に置かれた唯一の制限は、その個人的或いは特殊化された意識によってそこに置かれた制限でしかありません。


【解説】
私達が磨かなければならないのは、視覚や聴覚その他の既存の4つの感覚ではないということが重要です。本項で記されている「フィーリング」という径路、即ち想念・印象を感受する径路こそ、もっぱら育成する必要があるのです。
この「感覚」は何処に主要な感覚器官があるというものではなく、全身の細胞が各々それらを感受出来るといういわば、全身がその器官となる訳です。想念・印象はこれら細胞がキャッチし、それらの情報はやがて心にまで届くよう、身体を整えることが必要です。
このいわば、新しい感覚・感性は人間よりも、他の生きものの方が数段、勝っており、彼らは日常生活に活用しているのです。
このように本来、創造物の頂点に位置する人間だけが劣っている訳は、本文後半に記されているように、私達の個人として培って来たもの、自我こそが妨げの要因だと説明されています。


第3部 3章 段落313 [2015-05-07] <<  |  >> 第3部 3章 段落315 [2015-05-11]