ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落312 [2015-05-01]


312 Some of our scientists now tell us that telepathy is the language of the future. They say that when man has a better understanding of his mind, it will be the common means of communication. They recognize the importance of breaking the language barriers, for once the peoples of the world are able to exchange ideas freely, lasting peace will finally come to Earth. This concept can be expanded beyond the confines of our own planet. For if we were conversant with telepathy, it would not be necessary for the space visitors to learn our many languages. We could exchange ideas with ease with dwellers from other worlds by using telepathy, since mental impressions know no boundaries.
312 科学者の何人かはテレパシーは未来の言語であると述べています。彼らは人間が自らの心をより深く理解する時、意思疎通の共通した手段になるだろうと言っています。一旦、世界の人々がアイデアを自由に交換できるようになれば、地球に永続する平和が遂にもたらされるが故に、彼らは言語の壁を壊すことの大切さを理解しているのです。この概念は私達の惑星に限定されることなく更に拡がります。何故なら、もし私達がテレパシーに精通していれば、宇宙からの来訪者達にとって多くの言語を学ぶ必要がなくなるからです。私達はテレパシーを用いて他の世界からの住人達と気軽にアイデアを交換できることでしょう。心の印象類には境界がないからです。



【解説】
第3部第2章(リラクゼーション、関心及び感受性)のまとめにあるのが本文です。テレパシー開発の意義については、単に「無言の会話術」という範囲に留まるものではなく、広く宇宙全体、あらゆる生きものと自由に意思疎通が出来、私達創造物が父である創造主を更に身近に感じられるような、より大きな意義を持っていることが分かります。
その行き着く先は、山川草木皆同じ同胞として、共に同じ惑星に暮らすという、自然と調和した生活が待っているのです。
私達はその為に自らの日常に心の活動内容やその持つ想念レベルをよく観察して、少しずつ本来のあるべき方向に矯正する努力が求められています。
古来から様々な「教え」が伝えられ、多くの先人が努力の末に悟った結果、確信した知識がありますが、私の見る限り、悉くが同じ内容、同じ要点を伝えているように思えるのです。もちろん異なる時代、異なる言語による違いはありますが、大局的にはほぼ同じ内容が各々の先人によって見出され周囲に伝えられている訳です。
このテレパシーについても同様に、その教えの内容は普遍的であり、今後もその意義は変わるものではありません。


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