ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落311 [2015-04-30]


311 When mind talks to mind, it is the projection of mental pictures; so, for example, when space people want to refer to a mutual friend, they form a mental image of that person in their mind. I am sure we all can see the advantage of this; for how many times have we tried in vain to recall someone's name, and although it was right on the "tip of our tongue," the name eluded us? The person's face was pictured clearly in our mind and in a case like this, had we been talking to an individual able to receive telepathy, he would have recognized the person immediately. Every thought to which we give audible expression must first be clarified in the mind. So if, like the space people, we had been trained from infancy in the use of telepathy, we could receive thought frequencies without a word being spoken.
311 心が心に語りかける時、それは心に映るイメージを投影しているのです。ですから例えば、宇宙人が互いの友人の一人に言及しようとする時、彼らは自分達の心の中にその人物の心に映るイメージを形成します。私達は皆、この場合の好都合が分かると私は確信しています。何故なら私達は何度となく「口の先まで出掛かっている」けれど、誰かの名前を思い出そうとしてもだめだったことがあるからです。その人物の顔は私達の心の中にはっきりと描かれており、このような場合には私達がテレパシーを受信出来る人と話しをしている場合には、その人はその人物をただちに認識出来たと思うからです。私達が声に出して表現するあらゆる想念は、先ず最初に心の中で明確にされなければなりません。ですから、宇宙人達のように私達が幼い頃からテレパシーの使い方を訓練されていれば、私達は言葉を話すことなく、想念周波数を受信することが出来ることでしょう。



【解説】
あらゆる想念は先ず、自らの心にイメージとして形成された後、言葉に変換されるという訳です。このイメージをそのまま伝達出来れば文字通り、言語に関わりなく意思が伝達されることになります。私達はこの点をよく理解して、自らのテレパシー能力を向上させる努力をすべきです。
これらいわゆる「心像」を感受する能力は、本来生きもの全てに備わっている才能の一つであり、私達はそれを少しずつ日常生活の中で育んで行けばよいということでしょう。自らの意見を持たずに印象をまるごと受け入れる姿勢は、心が余程素直な状況にならないと整備出来ないように思いますし、感受したばかりの内容を一つ一つ詮索するような態度も良くありません。与えられた内容がどのような意味を持つか、直ぐには判明しないことも多いようです。
私のささやかな体験では、そのイメージは事象が起こる数日前にもたらされることが多く、後日、あの時のイメージはこのことを示唆していたのかと思い出すことも多いようです。
いずれにせよ、私達は自らの心をいつでも良質な想念・印象を受け入れられるよう、常に整備して置くことが重要です。


第3部 2章 段落310 [2015-04-28] <<  |  >> 第3部 2章 段落312 [2015-05-01]