ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落310 [2015-04-28]


310 The space people I have met use telepathy in their daily lives. If you were to visit their planets, you would find the people smiling and greeting each other in apparent silence. Yet, they are actually conversing by mental communication, much the same as we use the spoken word. Many Earthlings have questioned the statement that personal names are not necessary among them; but a moment's consideration of what the free use of telepathy would mean, makes the statement self-explanatory.
310 私がこれまでに会った宇宙人達は、日常生活にテレパシーを使っています。もし貴方が彼らの惑星を訪れたら、貴方は人々が一見して声を出さず、互いに微笑み、そして挨拶していることを見出すでしょう。しかし、彼らは実際には心の交流により、私達が話し言葉を用いるのとほとんど同様に、実際には会話しているのです。多くの地球人が宇宙人の間には名前が必要ないとする声明に疑問を投げかけて来ました。しかし、テレパシーの自由な使用が何を意味するのかを少し考えれば、その声明は自明のことになります。



【解説】
テレパシー能力が人々の間に行き渡った際には、地上はかつて無い静かな環境になることでしょう。他惑星社会は言語によらずコミュニケーションが成立する訳で、そこには相手の意図は包み隠されず離れていても知り得ることになります。
また、それ故に優れた人物人格は容易に多くの人々が知り得ることとなり、多くの人達が師と仰ぐ聖人達の元を伺うことになるものと思われます。
そういう意味では、同乗記には母船に乗っている長老の話がありますが、これも他惑星の人々がこれら聖人の知恵を学びたいとすることや、アダムスキー氏に引き合わせる意義について、宇宙兄弟達がよく知っていたからに他なりません。
おそらく、他惑星の社会は本項にある事例を見ても分かるように、私達が知らないことが数多くあるものと思われます。それら一つ一つをこの惑星からでも少しずつ宇宙的印象を通じて知ることはこのテレパシー学習のもう一つの楽しみでもあると考えます。


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