ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落309 [2015-04-27]


309 To accomplish this, however, we must learn to listen to the "small, still voice." This is a vital necessity in true telepathy. When a friend calls us on the telephone, for instance, we do not lift the receiver and rush into a monologue that lasts until the other party finally hangs up. We carry on an exchange of conversation. The same holds true when we are practicing telepathy. If we expect to advance, we must learn to listen-answer-then listen again, etc. And we will discover that the more we learn to listen, the more profound and impersonal will be the impressions coming through to us.
309 しかしながら、これを成し遂げるには、私達はその「小さく、ひそやかな声」に耳を傾けなければなりません。これは真のテレパシーにおいて決定的に必要なことです。例えばもし、友人から私達の所に電話が掛かって来たとしましょう。私達は受話器を取り上げて、相手が最後に受話器を置くまで、ぶっ続けの一人語りを慌ただしく行うことはありません。私達は会話の交換を続けます。それと同じことが私達がテレパシーを実践する際にも当てはまります。もし私達が進歩したいと思うなら、私達は聞く−答える−再び聞く等を行うことを学ばねばなりません。そして私達が如何に多く聞くことを学べば学ぶ程、私達にやって来る印象はより深遠で非個人的なものとなるでしょう。



【解説】
私達が最も戒めるべきものは、自分の望み、自分の訴えだけで自らの心を満たしてしまうことにあるのでしょう。本項で著者が説いているように、自らの想いを発信した後は次いで訪れる外部からの印象に耳を傾けることにあります。決して一方通行では意思の交流は出来ないのです。
もちろん、この意思の交流の仕組みは相手が誰であろうと成り立つ訳で、私達自身が宇宙根源の創造主と対話する場合も同様です。目に見えない、直接触れることは出来ない相手であっても、想念・印象はやり取りすることは十分可能です。この距離に関わらない意思交流の仕組みが理解され、日常生活に応用することが出来れば、私達の生活レベルは格段に進歩するものと思われます。


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