ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落300 [2015-04-14]


300 The secret of what is termed "direct transference" from one individual to another, is simply that with the thought projected the sender incorporates the image of the person he has chosen as recipient. A million people might receive the thought, but because it does not pertain to their personal affairs, they will let it pass through their minds unnoticed. But the chosen recipient will recognize his image in the thought, and direct his attention toward its perfect reception.
300 一人の個人からもう一人の個人への「感情の直接転移」と名付けられることの隠れた実体は、単純に放出される想念に送り手が受け手として選んだ人物のイメージを組み入れているのです。百万人の人々がその想念を受信するかも知れませんが、それらの人々の個人的な事柄にそれが関係しない為、それらの人達は自分達の心の中を何ら気付かれずにそれを通過させるのです。しかし、その選ばれた受信者はその想念の中に自分のイメージを認め、自らの関心をその完全な受信に向けて導くのです。



【解説】
自らが発する想念が宇宙くまなく発信され、その想念波動には同時に想いの対象者に固有の波動が付加されているという訳です。同乗記その他で他惑星人がアダムスキー氏に対して顔写真を拒む状況が記載されていましたが、その理由はこのことでもあった筈です。
即ち進化した他惑星人においては、テレパシーの感受能力が高い為、私達地球人がその写真をイメージして想念を発すれば、その多くが彼らに届き、彼らの生活にも影響を与えることが想定されます。そうした状況を避ける為、極力顔写真は地球人に渡さない方が良いのです。
一方で本事例から、相手をイメージしながら想念を送ることは、より伝達されやすいことは重要なポイントです。私達は知らず知らずにやって来る想念のいわゆる「フィルタリング」を行っているという訳です。それがどのような仕組みで行われているのかは知りませんが、膨大な想念波の中から、自分にとって大事なものを選択する機能もテレパシー能力向上の為には重要な事項です。自分にとって何が大切かを常に見定めて、必要な分野に関心(アンテナ)を向けるということです。


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