ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落299 [2015-04-13]


299 We find that in the case of thought, like the spark of light, vibrations proceed outwardly from it in all directions. We can tune in on any radiation of that impression, and receive the full thought. Therefore, contrary to current belief it is not possible to transmit a thought directly to any one individual, to the exclusion of everyone else! For inasmuch as mind, the medium of thought transmission, permeates the whole of space and form, there is no place where a thought vibration is excluded.
299 私達は想念は光の閃光のようにそこからあらゆる方向に外に向って進行する振動であることに気付いています。私達はその印象のどんな放射線にも同調させ、その完全な想念を受信することが出来ます。従って最近、信じられていることとは逆に、他の者を除き、何か一人の個人に直接想念を伝達することは出来ないのです。何故なら心、即ち想念伝達の媒体は全宇宙と形あるものに浸透している為に、想念振動が排除される場所はないからです。



【解説】
私達が日常発する想念は、私達から四方八方に拡散し、伝播します。宇宙に生きる全てのものが発する想念はくまなく宇宙を巡り、響き渡る訳で、私達はこうした想念の行きかう海の中に生きているということになります。
あらゆる方法に想念は瞬時に広がって行く訳で、それを隠すことは出来ません。誰にでも想念は感受されるのです。自然界の動物達も植物達もこの感受する能力が高い為に、居ながらにして遠くで起こっていることやこれから起ころうとしていることを知ることが出来るのです。
同時に、私達の日々の想いはかつて地球に来訪し、貴重な真理を説き、今は別の星に御住まいの多くの師の元にも届いているものと思われます。寺や教会の聖像は皆、それらの師を私達にイメージし易いよう建立されており、それに手を合わせることで、私達の想いを届き易いようにしているものと思われます。


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