ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落298 [2015-04-10]


298 The human instrument, or mind, may receive thought vibrations corresponding to its own thought-habit; but may be totally oblivious of vibrations of another nature. Thus, we perceive, it is necessary to develop a universal interest if we are to become unlimited telepathic recipients.
298 人体の計器である心は自らの想念習慣に対応した想念振動は感受するかも知れません。しかし、他の性質の振動に関しては全く気に止めないのかも知れません。このようにもし私達が無限のテレパシー受信者になろうとするなら、宇宙普遍の関心を発達させる必要があることが分かります。



【解説】
自分の志向する情報には各自のアンテナが向いているが、それ以外のものに対しては、例え到達していてもそれに気付かず、やり過ごしてしまうのが、私達の日常です。
そういう意味では古くから思い通り、自分が想い描く人物像に向かって各自が歩んでいることにもなります。しかし、必ずしも、その方向が適切なのかどうかは、よく考える必要があります。自らの固定観念が自らの人生を決め付けている可能性が高いからです。
多くの聖人が一度は自らを顧みて回心する中で、新しい展望を抱くことが出来、その人本来に託された役割を果たす事例もよく言われることです。
自分が持つ関心分野がそれで妥当か否か、本来の自分に必要な分野が他に見落とされていないかどうか、自らの周囲の状況や日頃の想念・印象の整理を通じて見つめなおす必要もありそうです。


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